「空気」を生み出すのもマーケティング?
↑ オリーブオイルの「油」は健康に良いらしい。(※超一流の食事術より)
インターン中、最後のホーム戦。
私は「ファンショップ店員」となった。
試合中も、ちょくちょく売れた。
ハーフタイムがやってきた。
すると、試合を見ていたセカンドの子も
加わり、2人で協力して売った。
あっという間に後半が始まった。
セカンドの子は試合を見に行く。
ファンショップで店番をしていても
ホルンが点を取られているのが
雰囲気で分かる。
その都度、落ち込む。
そして、試合終了。
結果は1-4だった。
自分も悔しいし、
ファンの方々も不満げな様子。
暗いファンショップで1人立つ私。
ファンの方々は
ずらずらと帰って行く。
暗いファンショップの横を
何十人、何百人と通り過ぎていく。
1人も立ち寄ってくれない。
ときどき
「ファンショップかわいそうだな。」
という、さげすんだ目を感じる。
(はぁ。そりゃそうか。)
(電気もついてないし。
そう思われてもしかたないな。)
セカンドのお手伝いの子も
試合終了と同時に帰ったみたいだ。
もう大方のファンがスタジアムを
去っていった。
1人で店じまいを始めようとした
そのとき、酔っぱらいの人が
グッズを買いにきてくれた。
それに続いて、10人くらいが
ファンショップに寄ってくれた。
選手の奥さんや、関係者など
その内の半数が日本人の方々だった。
「お客さんが入って賑わってると次の
お客さんが続いて入ってきやすいんだな。」
と感じた。
売り上げの結果はというと。
前々回のホーム戦勝利時の2倍。
前回のホーム戦勝利時の10倍。
負けた。暗かった。という2つの
悪因があったものの売り上げを
伸ばすことができた。
この売り上げ増のやり方を上手く
今後のホーム戦に引き継ぎたい。
さらに、ディスプレイに貼る値段表も
データとして作っただけになったので
印刷を頼んで、貼っておきたい。
もっとも「商売楽しいな」と感じた。
商売人の家に生まれたので
私にカラダには商売人の血が
流れているのかも。
将来は、一日中デスクワークをする
よりも人を相手にして商売をやりたい。
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