5年間最下位争い。でも連日満員なワケとは?
インターン・前田が記します。
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今日やったこと
・スポンサー様のボード作成
・卸売り品の準備
・・・・・・・
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3年間は残るであろうプラスの痕跡
・SNSマーケティング案作り
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↑ 11月8日のクラブハウス前。ホルン。寒いです。
✔️本記事はスポーツビジネスや
マーケティングに興味のある方へ
向けて記します。
(本を読んでいるので
この場をお借りして
アウトプットさせて頂きます。)
日本のプロ野球クラブ
横浜DeNAベイスターズの話である。
ベイスターズは巨人、阪神、広島カープなど
6チームで構成されたセ・リーグに所属する。
2011年まで経営赤字が続いていた。
結果もついてこない。
そんななか救世主「池田純」氏が
2011年に取締役に就任。
2011年から2015年のベイスターズの順位は
6位、6位、5位、5位、6位と低迷したが
売り上げを上げ、経営を黒字化。
↑ 池田氏就任後のベイスターズの売り上げ高 (※「空気のつくり方」より)
チームの「勝利」という結果が
出ていないのに売り上げ高は
伸び続けている。
ファンクラブ会員数も同様に伸びている。
2010年には5000人だった会員数が
2016年には15倍の75000人。
その類いまれな「マーケティング戦略」
の3つのキーポイントが以下である。
1. あらゆる情報をお届けし重層な
コミュニケーションを謀る。
2.経営の革新とその透明性をアップ
3.横浜市に密着したブランディング
この3つによって
「経営への信頼感とチームの成長への期待感」
を生み出した。
特に目新しいことをやられていない
気がするがきっと「徹底」されたのだろう。
「経営者やそこに関わる人材のひらめき
実績に裏付けされたセンスや感性など
プラスαの要素が必要だ」
と池田氏はいう。
他にも学んだことは
以下である。
✔️投資してチームを強くすることで
経営を健全化させるのではなく
まずは経営を健全化させ、その後に
チームに投資し、経営とチームの
好循環を生む。
B to Cの商品に対するザックリとした
マーケティングパターン↓↓
①アナログ、デジタル、様々なツールと手法を駆使して
最適なデータと情報を収集する
②徹底した自社の組織分析と市場分析と顧客分析を行う
③すべての戦術構築において基軸となる「戦略ターゲット」を定める
④戦略ターゲットが「実は求めていた」商品を創造する
⑤ストーリーを創造する(商品と顧客、自社と顧客が
つながるコミュニケーションを創造する)
⑥実質的な数字につながる、あるいは
ストーリーが伝わる広告・PRを創造する
⑦このご時世必須のwebを徹底活用する
⑧商品を通して会社まで魅力的に見えるような
ブランディング戦略を実行する
⑨PDCAを通して、さらに魅力的な商品と
コミュニケーションを創造する
⑩営業戦略にまで口を出す。責任ももつ。
これらを上手くリンクさせて
全体最適な軌道に乗せること。
さらにザックリさせると
徹底した「リサーチ」
↓
徹底した「ストーリー構成」・「商品開発」
↓
徹底した「ローンチ」
↓
徹底して「より良くする」
というサイクルだろう。
どの項目でも共通しているのが
「徹底してやること」だと考える。
「こういうクラブだ」
「街全体を盛り上げたい。」
という気持ちがファンにじわじわと
伝わって行くと池田氏は言う。
この池田氏の本から
自分を通して、何か1つでも
SVホルンに還元できたらいいな。
やっていきたい。
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